仕事引退後の60代をどう楽しむ ?
新しい“生きがい”を見つけた方に聞いてみた! 

|PR||特定非営利活動法人ワールド・ビジョン

人生100年時代と言われる昨今、仕事引退後の人生は長いもの。60代前半で仕事を引退して、引退後の生活をどう過ごすか悩まれる方もいらっしゃるのでは?
引退する前は「引退したら家でのんびり過ごそう」と思いながらも、いざ家で1日を過ごしてみると虚しさや気まづさを感じてしまう方も多いようです。あなたにも、“退職後あるある”に思い当たることはありませんか?

退職後あるある

  • 家にいると妻からのプレッシャーを感じる
  • 没頭できる趣味が見つからない
  • 家ではすることがない・居場所がない
  • 働いていた頃の方が楽しかった・充実していた

実は、この“退職後あるある”のように、引退後の時間をうまく有効活用できず課題を感じている60代の方が増えています。一方で、引退後の時間を現役時代にも負けず楽しんでる方がいらっしゃるのも事実です。
そこで、仕事を引退して1年が経ち、充実した生活を送るIさん(仮名/64歳)にインタビューしてきました。 

仕事引退後も多忙の生活!その生活スタイルとは?


インタビュアー
今日はよろしくお願いします。
Iさんは、現役時代はどんなお仕事をされていましたか?

Iさん
技術職で53歳くらいまでは朝早くから夜遅くまで働いていました。
仕事で海外赴任をした経験もあります。50代後半に日本に帰国してからは定時で帰るようになりましたが、若い時はとにかく忙しかったです。

インタビュアー
1年前に定年されたとのことですが、生活で変わったことはありますか?

Iさん
時間的にかなり余裕ができましたね。引退した直後は、想像以上に時間が余ってしまい驚きました。することがなくて家でTVを観て過ごしたり…(笑)
でもせっかくある時間をこのままではいけないと思い、色々始めてみることにしたんです。

インタビュアー
やはり最初は時間の使い方に悩む悩んでしまうものなんですね。今はどのような生活をされていますか?

Iさん
今は週3回、親戚の仕事をパートタイムで手伝って、週1回はボランティアをしています。

インタビュアー
パートにボランティアと多忙ですね!
パートのお仕事はどんなことをされているんですか?

Iさん
親戚に福祉・介護関係のリフォームをする仕事をしている人がいて、それの事務・営業関係をしています。
週に12時間だけなので、本当にお手伝いといった形です。

インタビュアー
なるほど。もうひとつのボランティアというのは?

Iさん
ワールド・ビジョンという国際協力のNGOで、海外への支援プログラムのお手伝いをしています。

10年前からの関心で始めたボランティア活動


インタビュアー
支援プログラムというと、アフリカなど海外への募金…のようなものでしょうか?

Iさん
具体的に言うと、ワールド・ビジョンには“チャイルド・スポンサーシップ”というプログラムがあります。“チャイルド・スポンサーシップ”は、個人が途上国の子どもの支援のために毎月支援金を送るのですが、支援者自身が現地の子と1対1で手紙のやりとりができるというちょっと珍しい支援プログラムなんです。
僕は主に、その“チャイルド・スポンサーシップ”で現地の子から支援者に届く手紙を和訳したりしてます。

 

インタビュアー
そんな支援プログラムがあるんですね!
以前からボランティアには興味があったんですか?

Iさん
はい。実は仕事を引退する10年くらい前から毎年、年数回ほど数千円単位ですがワールド・ビジョンで海外へ募金をしていたんです。
もともと、地雷で足を失ったカンボジアの子や戦争で足を怪我して義足になってしまった子がメディアで報道されているのを見て、何か自分にもできるのはないのかという気持ちがずっとあったのがきっかけです。

 

インタビュアー
ボランティアを始める10年も前から募金はされていたんですね。

Iさん
はい。やはり何かしたいと思っても、仕事をしながらだとなかなか難しくて…。
なので、定年してからもっと活動したいと思い、ワールド・ビジョンでボランティアを始めました。

インタビュアー
募金やボランティアをワールド・ビジョンでしよう、と思った決め手はなんですか?

Iさん
元々は、通勤電車でワールド・ビジョンの広告を見たのが始まりですが、1番の決め手はワールド・ビジョンの理念に共鳴した、というのが大きいですね。

ワールド・ビジョンの理念とは

「“何もかも”はできなくとも、 “何か”はきっとできる」 という考え方。開発途上国の子どもたちの成長を支援するために、子どもたちが住む地域の教育や保健衛生、水資源開発、経済開発、農業など、様々な分野の支援を行っている。

これらのプロジェクトを支えているのが、「チャイルド・スポンサーシップ」という取り組み。支援を必要とする地域ごとに子ども(チャイルド)を登録し、一人のチャイルドに対して一人の支援者(スポンサー)を募ることで、事業に必要な支援金を集めるという方法。


Iさん
環境をよくするという支援は、かなり大規模でやんなきゃならないですよね。

自分一人で全体をなんとかするのは難しい。でも、ワールド・ビジョンの理念を知って、まずは手始めに身近なところから始めるのもいいんじゃないか、という気持ちになったんです。

インタビュアー
小さいことの積み重ねが、大きなことにつながるということですね。

Iさん
それから、子どもたちの手紙を和訳していると、“将来は先生になりたい”とか“医者になりたい”って子が結構いるんです。
その子たちがちゃんと学校に行けて、学びながらそんな気持ちを維持できれば、将来的にその子たち自身がコミュニティを良くできるのではないかと思います。
だから薬で言うと、募金やボランティアは急に治す薬ではないけれど、漢方薬みたいにゆっくりと効いていくのを期待してます。

インタビュアー
漢方薬の例えはわかりやすいです!
支援活動というと難しいことに感じますが、子どもたちの夢を叶えるサポートと思うと身近なものに感じますね

Iさん
はい。それと自分も、もっと現地と繋がりたいと思い今年の7月から“チャイルド・スポンサーシップ”の支援も始めました。

国境を越えて成長を見守る“チャイルド・スポンサーシップ”


 


インタビュアー
ボランティアだけではなく、Iさん自身も支援プログラムを始めたんですね!
“チャイルド・スポンサーシップ”は現地の子と手紙でやりとりができるとのことですが、Iさんが支援している子はどんな子ですか?

Iさん
ウガンダに住むロゼットちゃんという4才の女の子です。
うちの孫が今年4歳になるので、孫と年齢が近いこともあってこの子にしました。ぬり絵が好きみたいです。
 

インタビュアー
可愛いですね!手紙のやり取りはもうされてるんですか?

Iさん
1回目の手紙を僕から8月に送ったばかりです。日本のキャラクターのステッカーを手紙に同封しました

インタビュアー
ロゼットちゃんからのお返事はいつくらいに来るのでしょう?

Iさん
2~3ヶ月かかるようですね。僕の場合は秋くらいに届くのかな。支援している子の国によってまちまちみたいです

インタビュアー
最初のお返事が楽しみですね。

Iさん
ロゼットちゃんがどんな内容を送ってくるかなと楽しみです。
まだ4歳なので周りの大人に代筆してもらうか、もしかしたら絵かもしれないですね。
あとは年に1回、細かい成長報告書が届くみたいです。
そこに、ロゼットちゃんの生活や成長について記録がされているらしいので、それも楽しみです。


インタビュアー
年の成長を見ていくことができるんですね!
“チャイルド・スポンサーシップ”を始めてから、生活や意識で変わったことはありますか?


Iさん
やっぱりウガンダはどんな政情なのかなとか、世界の経済状況について前よりも敏感になりますね。あとはボランティアで手紙の和訳をする時、今までよりも現地の子どもたちが身近に感じるようになりました。
前よりも視野や興味が広がったことで、楽しい、面白いと思うことが増えた気がします。

インタビュアー
なるほど。確かに、視野が広がると“面白い”と思うことが増えたりしますよね。
ワールド・ビジョンでボランティアをしたり“チャイルド・スポンサーシップ”を始めたことで、よかったなって思う時はどんな時がありますか?

Iさん
現地からの手紙を翻訳していると、“普段こんなものを食べている”とか“こういう家に住んでる”とかって、現地のリアルなことを知れるのが面白いですね。よく知らない食べ物の名前とか出てきて…辞書やネットで調べても出てこないということも頻繁にあります(笑)
あとは何と言っても、やっぱり現地の子どもたちからの「ありがとう」の手紙には充実を感じますね。

インタビュアー
“チャイルド・スポンサーシップ”は、いつくらいまで続けたいと思いますか?

Iさん
気持ちとしては、少なくともロゼットちゃんが大きくなるまで…10年くらいは続けたいなと思います。

インタビュアー
お孫さんと一緒にロゼットちゃんが成長していくので楽しみですね。

Iさん
そうですね。そのうち孫の写真も手紙に同封して送りたいですね。

自分なりの目標を見つけて、これからも充実した生活を


インタビュアー
今後の人生において、楽しみや目標が何かありましたら教えてください。

Iさん
時間的に余裕があるので、その中で何かを学んで会社人生とは別の生き方を見つけたいと思っています。少なくとも今は、“チャイルド・スポンサーシップ”やワールド・ビジョンでのボランティアが楽しみですね
あとは、家内も今は仕事をしているので、引退したら2人で旅行に行きたいです。

インタビュアー
良いですね。奥様は“チャイルド・スポンサーシップ”で支援していることに対していかがですか?

Iさん
ロゼットちゃんの写真を見せたら、うちの孫と友達になれると良いねって言っていました。

インタビュアー
これから、ロゼットちゃんからの手紙も成長記録も楽しみですね。
本日はありがとうございました!


仕事を引退して時間と生活にゆとりがあるタイミングだからこそ、始められることがたくさんありますね。Iさんが行なっている“チャイルド・スポンサーシップ”も、そのひとつかもしれません。

チャイルド・スポンサーシップでできること

・月々4,500円の支援をすることができる
・現地の子どもと手紙の交換をすることができる
・年に1度、現地の子どもの写真つき成長報告が届く
・支援地を訪問して、子どもに会うことができる


ワールド・ビジョンは“チャイルド・スポンサーシップ”を通して、子どもの健やかな成長を中心に考えながら、子どもの住む地域全体の教育・保健衛生・水資源開発・経済開発・農業など継続的な支援活動を約15年かけて実施し、地域の過酷な貧困の悪循環を断ち、子どもの人生を変えていきます。

自分に合った新たな趣味や活動を見つけて、引退後の生活も充実した生活を送りたいですね。
“チャイルド・スポンサーシップ”に少しでも興味が湧いたら、ぜひページを覗いてみてください。